SDL社がCapax社と連携し、自動翻訳機能搭載の『Sonic Extractor』を発売

Sonic Extractorは地方マーケティングをサポートするものです。Customer Experience Management(顧客経験マネジメント)のリーダーであるCostSDL(LSE: SDL)と、携帯電話システム統合(mobile systems integration)のリーダーであるCapax Globalは本日、音声から文書への自動翻訳を行うSDL駆動のデジタル信号処理( digital signal processing :DSP)機器『Sonic Extractor』を発売しました。Sonic Extractorではマーケット主導の翻訳を今までよりも広範囲に行うことができます。
多国籍企業はマルチメディア・コンテンツの量を急激に増加させているため、このコンテンツを今までよりも多くの言語に翻訳する必要性が非常に高まっています。SDLが顧客から依頼を受ける翻訳言語の数は、過去5年間で115%増加しました。この傾向は、マルチメディアおよび音声コンテンツ( audio content )を顧客が好む言語に翻訳する技術の需要が高まっていることを示しています。
Capax Global社のSonic Extractorは、録音内容やライブ映像をリアルタイムで複数の言語に文字変換します。 SDL独自の機械翻訳技術を導入したことにより、複合媒体コンテンツを90%の精度で即時翻訳できるようになりました。
「このパートナーシップには非常に満足しています。SDLの翻訳技術を組み込むことで、最新のSonic Extractorは市場を劇的に広げ、多くの消費者を対象に正確な翻訳を素早く提供できるようになりました」と、Capax GlobalのCEOであるJohn Baioccoは述べ、さらに次のように続けています。「我々は高品質かつ高速の翻訳ソリューション(high-quality and fast translation solution )を追求しています」
「今ではすべての市場において、顧客は自分たちの母語でビジネスを行うことを望んでいます。地域に密着したサービスを提供することの重要性が高まっています。我々はCapax社との連携により、複合媒体コンテンツの翻訳とローカリゼーションを低コストかつ短時間で行えるようになりました。Capax社にはとても感謝しています。Sonic Extractorは、顧客に最高品質のサービスを提供しようというSDLの思いが形になったものであり、我々の翻訳技術力を証明するものなのです」とSDLのCEOである Mark Lancasterは述べています。